テレビ、新聞などのマスコミの報道が衰退していく理由(2次情報から1次情報ダイレクトアク
セス時代) |
一次情報ダイレクトアクセス時代に、テレビ、新聞は、情報の2次情報取り扱い者で、テレビ
ニュースでは、1事項数十秒から数分程度、新聞では、数百文字で、情報を伝えざるを得ない。30分のニュースで、10個から
数十の情報を伝えなければならない。新聞では、限られた紙面で数十、数百の項目を伝える。捜査権もない状態で、抄録、要約の
ニュースしか伝えるしかない。しかも、テレビ、新聞も、取材という2次情報変換システムしかできない。事件や出来事の当事者
ではない。やはり、二次情報でしかない。 しかし、SNSは、当事者の発信した情報や長時間解説など、可能にしている。 |
大学の会計の中で、一番、困難な集計は、数百万冊、数十万冊の図書の総額を確定することこと
だ。 |
大学の財務諸表をみると、図書の冊数とその価格総額が掲載されている。図書は、学生や先生が
自由に借りだすことができる上、毎年、たくさんの本を購入しなければならない。本は、紛失、破損もする。それらの年度末に確
定するのは、非常に困難なことである。 図書館の年度末は、たいへんだよねえ。 東 京大学の場合 令和5年度 図書 45,641百万 早 稲大学の場合 2023年度 図書 4,261,417冊 35,235,481,586円 慶 応大学 2023年度 図書 45,358,236,009円 11ページ 会計なので、1円単位の集計が求められる。 その根拠も必要である。図書には、購入金額、寄贈図書の価格、廃棄図書の除却などから、年度末の図書の総額を確定する。 |
では、図書の除却は、資産の減少になり、時間を超えた支出となる。 |
大学図書館において、図書の購入は、現金が減少して、固定資産の増加だが、図書の除却は、資
産の減額になり、この時に、支出が発生す る。この支出は、数年、数十年、ときには、100年の時を経た支出になる。 |
大学における図書の購入は、支出ではない。固定資産の増加になる。 |
大学の会計において、図書は、資産となるので、図書の購入は、支出ではなく、固定資産の増加
であ る。 |
蔵書規模数百万冊の大学図書館は、数百億円の資産額なる。数十万冊の場合は、数十億円にな
る。 |
蔵書構成が、洋書が多いか、和書が多いかに、よって、図書の価格は大きく異なるの一概なこと
は言えないが、数百万冊の所蔵の図書館は、数百億円になる。(1冊5000円とすると、200万冊で100億円になる。学術
書の洋書は、1万円以上するものも非常に多い。むしろ、1万円以下にものは、少数である。 現在は、大学の財務諸表が公開されているので、大学における図書資産額をしらべることも可能だ。 東 京大学 令和5年 450億円 早 稲田大学 2023年度 350億円 慶 応大学 2023年度 450億円 11ページ目 |
未整理図書は、自動化書庫で保存せよ。 |
自動化書庫には、配架場所を定める必要がないので、書誌情報を作成したら、晩バール箱にしま う感覚で、保存が可能になり、資料の出し入れは、システムを経由する必要があるので、資料の紛失もすくない。 |
大学図書館のスペースは大量の余っている??? |
電子ジャーナル、電子書籍の登場で、大学図書館のスペースは、大量に余っているかもしれな
い。洋雑誌が、電子化されたことにより、雑誌の受け入れスペース、保存スペースが減っており、洋雑誌の紙保存する意味がなく
なり、洋雑誌は、保存は不要になっている。紀要の電子化によって、紀要の保存も不要になった。 ビデオテープ、マイクロフイルムの保存も不要になった。 すると、大学図書館には、大量の空きスペースが潜在的に存在している。 |
自動化書庫のライフサイクル (2022年1月現在) |
日本、および、世界の自動化書庫の導入状況をグラフにすると、釣鐘状のカーブを描く。日本
ファイリング、金剛、岡村の最近の導入数を考えると、新規導入がないメーカーも登場している。アメリカの新規導入もほとんど
ない。 自動化書庫の新規導入数は、ピークアウトして、導入数は減少し、撤退するメーカーも登場する。 自動化書庫の搬送部分は、そのまま使うことができるが、制御用コンピュータ部分は、5年程度で更新しなければならない。 コンピュータシステムの更新には、機器の更新、ソフトの更新、セットアップなどで、数百万円から数千万円がかかる。 この費用を十分検討しなければならない。しかも、今後、自動化書庫の新規導入の無さは、メーカー側の収益をもたらさないこと になり、組織が縮小され、ソフトの進化も期待できなくなる。現状維持。制御コンピュータシステムがスピードの速いシステムに 更新されたからといって、自動化書庫の速度は向上しない。(入庫数の増加にともなって、スピードは、相対的に低下する。ダブ ルコンテナ方式の場合。) 緊急提案 ユーザー会の結成 長期予算スケジュールと予算の確保(保守などの所定の費用は別にして、システム更新費用、大規模修繕費用の算定、スケジュー ル) |
本とは、何か? |
本とは、人間の意識のエネルギーボールだ。本を書くときに込められた意識のエネルギーを込め
たボールなのだ。(パッケージと呼んでもいいかも) |
公 共図書館における電子図書館の導入は、公共図書館を崩壊させる。 |
公共図書館における電子図書館の導入は、公共図書館を崩壊させる力になる。
公共図書館における電子図書館の導入は、公共図書館を崩壊させる理由は、
電子図書館は、0冊からスタートするので、100冊の電子図書館を構築するのに、100冊分の費用を払う必要がある。 その分、公共図書館の紙の図書を購入する予算を削ることになる。 そして、しばしば、電子図書館用書籍の方が、3倍程度価格が高いので、紙の本なら300冊買えるところ、電子書籍は 100冊程度しか買えない。
電子書籍が、1万冊程度になり、そこそこ実用的なレベルに達したころには、本来買うことができた3万冊を買えなかった ことになる。電子書籍が、10万冊程度になったころには、紙の図書の新刊が、ほとんどない状態になり、図書館は崩壊に危 機を迎える。
電子図書館を維持管理するために、費用をはらう必要がある場合は、同様に、図書を買う予算が減り、図書館の崩壊を早め ることになる。
図書館の収納能力の限界という問題もあるので、毎年大量の図書を購入し、そして、毎年大量の図書を廃棄しざるを得ない 場合は、電子図書館は、多少意味があるかもしれない。
大きな公共図書館で、よく使われる図書を複数購入している図書館では、電子図書館が、有効に思われるかもしれないが、 通常は、同時利用ユーザーは一人のため、一人の人が利用していれば、利用できない。そこで、複数の人が利用できるように するために、また、それなりの費用がかかり、複数の図書を購入していたより、より多くの経費がかかるようになる。電子書 籍単価が、一般図書より、3倍ほど高いので。
市等の公共図書館に電子書籍を入れ、日本中で、数十、数百のシステムが稼働するようになると、システム業者が潤うが、 公共図書館自体が崩壊する。すると、国家単位の電子図書館が提供されるようになると、それらのシステムを一挙に不要にな る。
公共図書館内に、数十、数百の電子図書館システムで、購入される図書の量は非常に限られているため、ビジネスとして成 立は難しく、電子図書館システム自体の維持管理を、公共図書館が経費で維持する必要ある。 たとえば、500という電子図書館システムが稼働したとしても、1冊の本は最大500冊しか売れないので、電子図書館 システムを維持する、コストパフォーマンスを得ることができない。 その上、電子図書館システムが、紀伊國屋版、丸善版、海外版A、海外版B など、複数乱立することによって、その小さ なシェアは、ますます小さくなり、電子図書館システムが崩壊する。
電子図書館システムの基本的なソフト費用は、数千万から数億かかると思われる。 ハードも全国展開して、適切なパフォーマンスを維持するには、数千万円はかかると思われる。 その上、コンピュータ技術の維持、メンテナンスに専門SEが、数人は必要になり、そのコストもかかる。 それを年間数万冊程度の電子書籍の売上で、賄うことはできず、その経費を、公共図書館に負担になる。 運用コストは、図書の僅かな増加より、とんでもない費用の負担が発生すると考えられる。 電子図書館を維持するコストが、図書館の資料を買う費用が以上に膨らんでしまうことも考えられる。
(注意)ここで、述べているのは、和書などを提供する電子図書館システムで、1冊つづ図書を購入して構築するものを指 している。同時アクセス一人で、一人が利用している間は、他の人は利用できないシステムである。 国内で図書館向けに販売されているものは、数種類存在する。図書館向けシステムなので、最近はクラウドで管理される場 合が多いので、図書館がハードを購入する必要はほとんどないが、提供元の1つのシステムにも、莫大な費用がかかり、維持 管理にも、相当の費用がかかるが、電子図書館システム向け図書の売り上げで、その経費の捻出は難しいと思われる。
(注意2)大学図書館で、よく使われている出版社(Wiley,Oxford,Cambridge,JSTOR)など が、EBAとして提供しているのもは、定額制で、数万冊という単位で、利用でき、同時アクセス無制限で、基本的には、パ ソコンにダウンロードして利用するもので、電子図書館とは呼ばない。出版社の提供する電子書籍を利用するものである。大 学図書館では、Wiley,Oxford,Cambridge,アメリカ大学出版会(JSTOR) の本を毎年一定量購入することで、大学図書館を維持してきたので、紙の図書の購入をストップしても、出版社の提供する数万冊の図書を利用できれば、紙の本 が電子書籍に替わっただけで、特に、不便が発生することはない。(ただし、出版社がすべての図書を提供するとは限らない ので、利用できる範囲には、それなりの条件がある。国際基督教大学図書館の場合は、 Wiley,Oxford,Cambridge,JSTOR で提供している10万冊の図書を利用することができる、同時アクセス無制限だが、利用者は、大学の学生、教員のみなので、年間に換算すると、10万冊の 内、数千冊から数万冊程度利用で、10万冊が使われるわけではない。2018年の統計では、これらの電子書籍の利用は年 間3万回程度である。
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図書館内電子図書館 |
EBSCO NetLibrary,PROQUEST Acdemic
Complete,丸善 eBook Library 、紀伊国屋 KinoDen 学術電子図書館 などは、図書館内の中にもう一つの図書館というべきで、独自の運用ルールがある。 例えば、同時アクセス数。貸出期間、返却など。その図書館の図書館規則に関係なく、運用されている。図書館員は、自分の図書 館規則と電子図書館規則の覚えなければならない。(複数の電子図書館を導入すれば、複数の電子図書館規則を覚えなければなら ない。 |
電子書籍は恒久資産になる。 |
紙の本は、数十年後に廃棄することになる。紙の本の寿命、内容の旧弊化、保管場所の問題など
により、いずれ廃棄することになる。しかし、電子書籍は、壊れることもなく、保管場所も必要としないので、大学の恒久資産に
なる。紙の本は、数十年間の限定資産にしかならない。(中には、長期保管される本もあるが。) |
大学図書館を活発に利用させる方法は、延滞料金制度を 設けること だ。 |
借りた本をきちんと返すことを徹底させれば、大学図書館の利用は自然に活発になる。 現在は、図書館システムが普及しているので、延滞料金を集計して、請求することもできるし、 MyLibrary に延滞料金の請求額を確認することもできる。 延滞料金制度のない図書館では、貸出された図書が、貸出期限内に帰ってくる可能性は、ほとんどなく、 読みたい本は、貸出中のまま、いつ帰ってくるのかも不明のままだ。 |
電 子書籍 が売れれば、紙の本の売り上げが桁違いにあがるという実例 | 電 子書籍 が売れれば、紙の本の売り上げが桁違いにあがるという実例 |
イギリスでは、古新聞の管理に自動化書庫で管理している。 |
British Library opens National Newspaper Building Fri 23 Jan 2015 https://www.bl.uk/press-releases/2015/january/british-library-opens-national-newspaper-building その Youtube https://www.youtube.com/watch?v=j8Ptzt_Gfw4 |
図書には、養育費、保管料という持参が必要だ。 |
一体、いくらの持参金が必要かというと、図書の蔵書資産額の2倍が妥当だろう。100万円分
の価値のある図書の場合は、200万円。1000万円の資産価値のある図書に場合は、2000万円あたりが妥当だろう。 |
図書館は、持参金のない蔵書を受け取ってはならない。 |
図書館では、図書の目録データや請求記号ラベルなど、図書館の蔵書にするために非常に多くの
労力と費用を必要とする。保存するためのスペースも確保しなければならない。そのため、養育費、保管料に該当する持参金のな
い蔵書を受け取ってはならない。持参金のない蔵書は、ダンボールに入れられたまま、長期放置される運命が待っている。」 |
延滞料金制度が、図書館を活発にする。 |
図書館には、貸出期限を設けて、本を貸しているが、返却期限を守らせるために、延滞料金制度
という方法がある。この制度を導入すると図書館の利用が活発になる。もし、延滞料金制度のない場合の対策は、貸出冊数の上限
数数を設定したり、貸出停止期間を設定するしかないが、それらの制度は、図書館の利用を不活発にするし、返却されない図書を
大量に増やすにすぎない。 |
大学図書館が電子図書館になる分岐点 |
大学図書館が購入する電子資料、利用権を確保する費用が、紙の資料費より多くなった場合に、
大学図書館は、電子図書館になったと判断して良いのではないかと思われる |
2種類の電子図書館 巨大電子図書館、ミニチュア電子図書館 |
大学図書館が、大規模電子ジャーナル、大規模電子書籍を利用できるようになると、巨大電子図
書館となる。電子図書館システム(NetLibrary,KinoDEn,Overdiriveなど)の導入した場合は、ゼ
ロから構築する必要があり、ミニチュア電子図書館だ。(巨大図書館内電子図書館と言う入れ子構造になる) |
自動化書庫はマジックボックスだ |
自動化書庫の中にランダムに入庫でき、ランダムに出庫が可能である。図書館の統合、廃止に伴
う請求記号の不一致や請求記号の存在しない資料も自由に管理できる。一般書架では管理しにくい資料は、検索のための書誌情報
があれば、自動化書庫で管理可能になる。 |
入れ子構造の電子図書館(図書館内電子図書館)電子図書館のための司書の必要性 |
EBSCO NetLibary 紀伊国屋 KinoDen
Overdrive
のような電子図書館は、それぞれ独自の電子書籍の貸出、返却、予約ルールを持つ。電子図書館の利用方法に精通した電子図書館専用司書が必要で、電子図書館
の利用者の利用に対応する必要がある。 |
電子書籍が普及すれば、古本屋、図書館が不要になる。 |
電子書籍が普及すると、大きな打撃を受けるのは、古本屋や図書館である。通常の書店は、新刊
書しか取り扱わないが、電子書籍には絶版や売り切れがないため、電子書籍は出版年数が経た本もいつまでも販売可能になる。 |
電子書籍という名の古本 |
新刊書を紙の本で、販売し、新刊書の販売が一段落した後に、電子書籍の販売を開始する。電子
書籍は、新刊書というより古本状態になっている。 |
図書館の不可能数 |
図書館の雑誌の数を算出することができない。アグリケータが提供するE-Journalやフ
リーのE-Journal や出版社がパッケージで提供するE-jounral
数の合計が、購読数と確定することができず、図書館で利用できる雑誌の数は、その実態を集計 する手段がない。 |
OPACの終焉 |
図書館が雑誌や図書を所蔵しない時代になると、OPACは、古い雑誌や図書を検索するシステ
ムになっている。OPACは古い資料を検索するシステムになってしまっている。 |
図書館が所蔵するという概念から情報を利用するという概念に変わろうとしている。 |
図書館が、図書や雑誌を所蔵する時代は終わろうとしている。図書館は、電子情報を利用する電
子図書館に変化しようとしている。 |
18世紀のGoogle Books |
中国には、四庫全書とか、百部叢書集成という大規模図書の
復刻作業を行う。当時は、板木を彫って印刷するのだが、とんでもない事業である。18世紀のGoogle
Books と言うべきだろう。 |
自動化書庫は図書館をどのように変えたか |
フリーロケーションで、図書を管理できる それは、請求番
号のない図書も図書館の本として利用できることを意味している。 |
My書店,MyBookstore |
個人の購入履歴、検索履歴から、その人が購入したい、また
は、調べてみたいと思
われる図書群を事前に構成すること。日々大量に出版または、電子化される図書の中で、自分の必要な図書を探すための手段。行
きつけの一般書店では、具体的
な分野の棚を探せばいいのだが、オンライン書店の場合は、毎回検索をしなければならないので、自分が必要とする資料をコンパ
クトに探すのは難しい。 Amazonなどでは、お勧め本として具現化しようとしているが、My書店, MyBookstoreは、もう少し、積極的な概念。 |
電子書籍の哀しみ |
自分読んだ電子書籍を、他の人に勧めるとき、昔のように、
本を貸してあげるわけにはいかなくなった。 |
文献情報管理ツールに十分な利用者がつけば、 Web of Science を凌ぐ |
文献情報管理ツールに十分な利用者(100万から1000
万人)がつけば、Web of Scienceを凌ぐようになる可能性がある。 |
科学動向把握のための文献情報管理ツール(Webサイト) |
文献情報管理ツールが、Web上に構築されるようになる
と、Web
サーバー管理者は、活発なコミュニティーを観察することによって、Webサーバー管理者は、科学技術動向を得ることができる。 |
文献供給ツールとしての文献情報管理ツール(Webサイト) |
ほしい文献をどのように得るかという問題は、いつも悩まし
い。 文献情報管理ツールコミュニティが登場して、文献情報管理ツールが、文献自体の供給口になる可能性も開かれてきた。一つの巨 大な文献情報管理ワールドの登場によって、文献供給自体を担う日も、そんなに遠くないののかもしれない。 |
文献情報管理ツールという名の電子図書館 (Refworks,mendeley ,Zotero,EndNoteなど) |
いままで、文献情報管理ツールは、参照文献、引用文献用の
書誌データを管理するものと考えられてきたが、 原文も管理できるようになり、まさに、個人のための電子図書館になろうとしている。 |
一次情報ダイレクトアクセス」時代、「検索即閲覧」時代の ドキュメンテーションシステム | 目録概念が消滅し、1次文献から、そのまま索引が作成さ
れ、ダイレクトに検索
し、元の一時文献にアクセスできる時代になった。その作業に、目録や2次資料、2次データベースという概念は登場せず、すべ
て、一次情報として処理され る。それを一次情報ダイレクトアクセスドキュメンテーションシステムと呼ぶ。 |
適合順表示という新しい検索理論 |
情報理論において、もしくは、いままでの情報検索理論にお
いて、情報の価値は、一様であった。それ故に、情報検索結果を、何らかの順序(書名順、登録順)に並べることが必要だった。 しかし、新しい情報理論は、情報の価値は、それぞれ違う。 その違いは、検索語によって、その情報の価値が変化し、検索されたデータには、なんらかの価値の違いがでてくる。 価値の違いは、検索された語が、どの位置(タイトル、抄録、本文、参照文献など)のどこに存在しているかにもよる。検索語の 出現頻度、固有名詞、地名、 ディスクリプタ―、サブジェクトなどにも、その価値を変化させる。その価値の違いは、そのグループにおける利用頻度の違いに よる。 いままでの情報理論では、検索対象も少なく、検索対象も非常に限られていたため、検索語に意味付けを行うこともできなかっ た。検索対象が、大きくなりすぎ、大量の検索結果が発生してしまうので、システムが最適な |
超万能電子書籍端末としてのスマホ |
専用電子書籍端末では、その専用のサイトの電子書籍しか購
入できない。 しかし、スマホなら、アマゾン、紀伊國屋、Google など、あらゆる電子書籍書店から、図書を購入することができる。超 万能型電子書籍端末になる。(専用端末の終焉も近い) |
図書館システム水準 |
レベル1から8 2006年に黒澤が提案した レベル1か
ら8は、いよいよ実現可能な時代に突入し始めている。 Discovery サービスの登場によって、新たな図書館システムの可能性が開かれている。 |
オトマトメ検索理論 |
目録規則の読みカナとカタカナの揺らぎを調整する新日本語
検索システム あいまい検索理論+目録規則を融合した、新日本語検索システム (最大の売りは、目録規則を反映している点である。) 新日本語検索エンジン オトマトメ (オノマトペではありません) ヘ は、 エ に変換 目録規則より ヲ は、 オ に変換 目録規則より ハ は、 ワ に変換 目録規則より ヂ は、 ジ に変換 目録規則より ヅ は、 ズ に変換 目録規則より ヱ は エ に変換 新仮名遣い は、 イ に変換 新仮名遣い ト は、 タ に変換 カストマイズ、カスタマイズ レ は、 リ に変換 リポジトリ、レポジトリ、レポート、リポート ヴァ は、 バ に変換 ヴォ は、 ボ に変換 ッ は、 無視する ルネッサンス、ルネサンス、ハッピー、ハピー ウ は、 オ に変換する ウサマ、オサマ (ビン、ラーディン) ー は、 無視する コンピューター、コンピュータ 漢字の特例 撰 は、 選 に変換 新撰組、新選組、 ----------------- 漢字は、新旧漢字の変換をしているのに、カタカナの同音、仮名遣いの変換はどうして しないのでしょうか? 名付けて 新日本語検索エンジン オトマトメ 新旧漢字対応表に追加すれば、簡単に実現できると思いますが。 |
Facebookという共同ブログ |
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ディスカバリサーチが
切り開く新たな日本語検索問題。 |
今の図書館システムの検索方式はいいのか。 ディスカバリーサーチの日本語検索システムが、日本の図書館システムの検索システムより検索しやすくなる日は、くるのか? |
ディスカバリーサーチ
という黒船の登場 |
ディスカバリーサーチは、図書館システム鎖国状態の日本にやってきた黒船である。 海外の図書館システムと無縁に発達してきた図書館システムは、新たな黒船が登場した。 目録の取り方 日本語の検索方法 日本語の目録規則自体も問われている。 ローマ字の概念を考えると、日本語ヨミ問題は、目録規則方式がよいにかもしれないが。 |
ディスカバリーサーチ
の新たな主戦場 |
OCLCの影響のほとんどない日本は、ディスカバリーサーチの新たな主戦場になっていく。
MARC21未開の地のシェア争いの主戦場である。 |
MARC21と無縁の
地 |
世界の中で、MARC21と無縁の地は日本(未開の地) |
新しい情報検索理論 |
図書館システムの検索対象資料が数十万件から100万件程度に対して、ディスカバリーサーチ
の検索対象件数は数億件(Summon では、10億件のデータをもつ)時代になると、情報に重みつけをする必要がある。 (いままでの検索方法では、どの資料も、同じ価値のある資料ととして、取り扱っていた。) 数億、数十億のデータを検索する場合には、検索結果に、何らかの意味付けが必要になる。 いままでの情報理論では、検索されたものは、一様に同じ重さがあったが、それでは 検索結果が多すぎて、必要なデータにたどり着けない。 そこで、個々の情報に、検索目的に対応した重み付けを行い、利用者が必要と思われる データを優先的に取り出すための、人工知能的処理が必要になる。 単純なロジックでは、難しいかもしれない。利用者とデータの関連を分析するパワーが 検索システムに求められるかもしれない。 |
電子図書館の始まり |
電子資料費が、図書予算の追い抜く日 |
電子資料費が、図書予
算を追い抜く日 |
データベース、電子ジャーナル予算が、紙媒体の図書、雑誌の予算を追い抜く日(多くの大学図
書館で、そうなってしまっているのかもしれない。それは、電子図書館の始まりの日) |
国会図書館がオンデマンド書店
になるとき |
国会図書館はオンデマンド出版
を行えば、日本中の保存書庫がいらなくなる。図書館から不要の図書を廃棄することができる |
電子書籍が普及すると、書籍の
市場規模(経済規模)は、数分の1になる |
たとえば、アマゾンは電子書籍
を紙の半分の価格で販売すれば、単純計算で、市場規模は2分の1になる。そこで、利益を確保できるのは、
アマゾンぐらいになってしまい、しかも、利益の大半を独り占めしてしまうため、他の会社の利益はほとんどでない。し
かも、アマゾンは他の会社に利益を還元 する必要がない。 Appleが、音楽配信で膨大な利益を上げ ているが、音楽業界の発展のためになにかする気配はない。Appleとしては、音楽配信業務に興味が あって、別に音楽に興味があるわけではない。 利益を上げ ているところが、他 の会社や業界に利益を再配分する必要もなければ、義務もない。 音楽の市場 の衰退とレコード大 賞といった概念の消滅を考えると、電子書籍が、ベストセラーを生み出すことは難しいかもしれない。むしろ、何十年も 前の書籍が再注目されたりする。 しかし、日 本での電子書籍の普 及はなかなか難しい。 紙媒体以外 のビジネスがなかな かうまくいかない。 本当に小規 模で、ビジネスをす るか、タイ規模でビジネスするかしかない。中規模というのが、一番うまくいかない(らしい) |
アマゾンが図書館の乗り越える
日 |
どんな図書もお金で買えると、
図書館はいらない。図書館は無料と思うでしょうけど、電車や自動車を使えば、それなりの経費が必要。図書を探すため
に時間も労力も必要。 アマゾンを 利用するほとんど経 費はかからない。(もちろん、無料ではないか。)図書を注文して購入すると経費はかかるが、図書を探す時間も、交通 費などはいらない。 図書館より 便利な点も多い。 |
図書館が消滅する日 |
電子図書館が完成すると図書館
は消滅する。紙の図書を保存する必要がないからだ。 図書館が消 滅することはないと 思う人もいるかもしれない。たとえば、携帯電話会社の携帯電話契約書は、どこにあるのだろうか。数千万人分の契約書 を、巨大なビルで管理しているのだろう か。よく考えてみると、携帯電話の契約書散々書かされているのに、契約が終わると、持ち帰らされているではないか。 契約書という紙を携帯電話会社は管理し ていない。 |
図書館の図書に書き込みがされ
る主なる理由(案) |
大学の入試監督
をしておもったのだが、入試の課題論文を読む時に、論文に線を引いている。 受験勉強の一貫として、論文にたいしてマーカーや線を引くことが、論文をよむ 方法になってしまっ ているのではないか。受験勉強の指導の仕方ではないか。 もしくは、受験勉強以外に本や論文を読んでいないということも主な原因ではな いか? |
安価な図書=電子書籍 |
紙の図書に比べ
て圧倒的な安さが、電子書籍の普及のカギだ。 価格こそが、普及の圧倒的な要因の上、管理コスト、輸送コスト、生産コスト (限界費用) 圧倒的な品揃え |
紙の図書が贅沢品と呼ばれる日 |
生産コスト(限
界費用) 保管コスト(本棚、倉庫、図書館、重さ) 輸送コスト 図書の寿命(物理的な寿命) 図書製造のための設備 販売のための店舗、店員の不要、店舗で購入必要がない。 読みたいと思ったときに、15秒で読めるようになる。 無限の品揃えが可能になる、返品不要 |
不完全サービス機関としての図
書館 |
原則1種類の図書を1冊
しか持たない図書館にとって、複数の需要が同時に発生する場合、その需要に 応えることができない。予約制度を利用 図書館の自由の原則に従って、同じ需要を持つ人たちの図書の利用の仲介も行う こともできない。 利用者の任意の貸出、返却の中で利用者ができるだけ有効に図書を利用できる (結果論として)こと を 願うばかりだ。 図書の需要があらかじめわかっている場合は、複本や貸出期間の短縮を行うリ ザーブブック制度を 活
用することによって、多少の緩和策を講じることができる。
(2) 利 用者間の調整も出来ない。 (3) 返 却をコントロールできない。 いくつかの対応 事前のリザーブブックなどの特殊な指定 レファレンスブックなどの禁帯出制度の設定など |
Kindle以前の世界と Kindle以後の世界 |
数千年にわたる
図書の形態を根本的に覆し、ポケットの中に10万
冊の図書を持ち歩き、検索できる 時代が到来しようとしている。 個人のための10万冊 規模電子図書館の時 代である。 |
Google以前の世界と Google以後の世界 |
Google以前の世界は、情報を紙にし か固定できなかった。Google以後の世界では、情報を紙以外 の 媒体で利用することができるようになった。(ここでは、Googleは、 象徴として用いている。) 紙と電子情報の比較で用いている。 |
利用の増加は逆エントロピーの 増加である。 |
利用の増加は、
仕事の増加である。 図書の貸出の増加は、図書戻し作業(逆エントロピー)の増加である。 |
エントロピーに逆らって |
100万冊の図書が貸し出されるというこ
とは、100万冊の図書を押し戻すことでもある。 100万冊の図書が貸 し出されるというこ とは、100万冊を所蔵する図書館の中身が一度、外に 出してしまう量と同じである。 その100万冊の図書を押し戻すことこそ、図書館の至上命令である。 秩序よく並べた図書の山も、利用者が、学生が、好き勝手にどんどん図書を抜き 出してよいという 保障を与えることが、図書館の使命である。 たくさんの利用者、学生が図書を崩していくのを、エントロピーの法則に逆らっ て、図書の山を直し て いくのである。 |
フリーロケーション |
図書館の図書の
管理の唯一の方法は書架システムであった。書架システムは、書架に図書を1意
的 に、配架する方法で、この図書の順番を維持することが図書館の至上命令という べきものであった。 しかし、この概念を破ってきたものがある。フリーロケーションシステムであ る。 この考え方は、図書管理の上で、画期的な方法の登場である。 高密度書庫(コンテ ナ、ボックス式)、自動化書庫、Amazon式棚管理方式がある。 |
電子書籍 |
ハイパーリンク
のない電子書籍は、電子書籍ではない。 インターネット空間に開かれた電子書籍が必要なのだ。 それは、電子新聞にも言えることだ。 |
図書館は図書の宣伝をしては ならない |
図書館には、基
本的には、図書は1冊しかないので、一人の利用者にしか対応できない。 だから、図書の利用を集中してはならない。可能のかぎり、利用を分散させなけ ればならない。 すこし乱暴な考え方をすれば、 (案1)OPACの検索対象から、貸出中の図書は検索できなくする。(デフォル ト状態) (案 2)貸出中図書の表示順序を下げる
利用者にストレスを発生させるようなOPAC は、提供すべきではない。 |
電子図書館を必要としているの
は |
電子図書館を必
要としているのは、小学校や中学校の図書室である。 小さな壁を取り払い、全国一つの電子図書館の登場を日本は推し進めるべきであ る。 |
電子図書館を必要としているの
は |
電子図書館の登
場を一番切望しているのは、中国やアフリカなどの図書館を建設する力の ない国々である。電子図書館は、そのような国では、国家プロジェクトになる。 |
情報の固定 |
人類は数千年に
わたり、唯一紙に情報を固定してきた。 しかし、情報の固定するのに、電子メディアが登場した。 これは、大変革であり、その変革は、非常に大きな影響を与えている。 |
40年前に作られたBook
Search |
40年前に58
冊の図書の中身を検索できるように作成した図書が存在した。 それは、一人の人が、20万枚の図書カードを使ってつくりあげた。 Union Index |
資本主義経済の中で図書館は 例外規定として存在している。 |
資本主義経済の なかで図書館は例外規定としての図書館法の中で運用されている。 |
図書館の夢 |
図書館の夢 そ
れは時間を乗り越えることである。 図書館の夢 それは空間を乗り越えることである。 図書館の夢 それは言語を乗り越えることである。 人類の活動の記録を一つに纏め上げること。それが、図書館に託された夢であ る。 |
著作権問題の最大の問題は |
著作権問題の最
大の問題は著作権法というネーミングにある。 この名前故にすべての思考が停止、大きな抵抗と違和感が発生する 日本は、著作権法という名前を変えなければならない。 著作権法とは違う名前が必要である。 (案)文献2次使用法、複写権、デジタル化法など |
サーチエンジンサーバーが 国内に存在しえない |
日本の著作権法
によって、日本国内にサーチエンジンサーバーを設置することができない。 科学技術の発展等の含めて、また、サーチエンジン技術の向上のためにも、国内 に サーチエンジンを置くことができるようにすべきではないか? |
新聞縦書き |
新聞の縦書き
は、世界的にも、非常に珍しい状況になっている。 新聞縦書きによって、英字との共存をむずかしくし、ひたすら、カタカナ語を氾 濫させる結果に なっている。新聞を横書きにして、英字との共存を図るべきでは。 |
縦書き、右開き図書 |
和書の多くが縦
書き、右開き この形式は、世界的にも珍しい形。 世界の中でも、台湾の小説あたりに少し見かける程度で、世界的に非常に珍しいが、 日本の多くの文芸作品が縦書きをであり、現在も、縦書きの方が多い。 |
個別版Google Book
Search |
個別版Google Book
Search (PHP) http://books.google.com/books/stanford/ http://books.google.com/books/oxford/ http://books.google.com/books/harvard/ http://books.google.com/books/princeton http://books.google.com/books/purdue/ |
日外e-ブックガイド |
日外e-ブックガイド
を利用して、小学校、中学校、高校の小規模と図書館システムをつくれないか? Web2.0 時代の 図書館システムも構 築を 日外e-ブックガイド は、書店向けサービスです。 |
公共図書館の予約データ は、 図書 の需要の潜在的デー タ にな るか(?) |
最近の公共図書
館は、インターネットで予約を受け付けることが可能になった。その 予約数は、貸出数にも匹敵する膨大な量で、年間数十万件から100万件以上に なる ケースも出現している。ベストセラーなどに、数千人の予約がつくことも珍しく ない。 この膨大な予約データをもし、分析できれば、その地域の図書需要を把握するこ とが 可能になるのではないか(?) |
キンドルの画期性は (ユビキタス図書の到来) |
(1)キンドル
にはiPodやiPhoneよ
り数段優れた機能がある。通信だ。それも書籍データを キンドルに直接ダウンロードできる上、通信料は書籍代に含まれていて、通信会 社と 別建ての契約を結ばなくていいのだ。 (2)キンドルがもたらした革命は、端末自体に初めて通信機能を持たせたこと にある。 キンドルは米携帯電話業界三位のスプリント・ネクステルの通信網を使うた め、 よほど人里離れた山間部や僻地を除いては、ほぼアメリカ全土でインターネット に 無線で常につながった状態になる。これによって、誰もが手軽に、時と場 所を 選ばず好きな書籍を入手できるようになった。 |
不良在庫 |
図書館の蔵書
は、毎年増加していくが、貸出数や利用は増加するとは限らない。 そのため、蔵書の増加は、不良在庫の増加になる。 この不良在庫を、効率的に管理、利用させる手段の一つとして、自動化書庫は有 効である 可能性がある。 |
図書館では、需要と 供給 のバランスがなり たた ない。 |
通常、図書館
は、1種類の図書を1冊しか持たないため、一人に貸し出してしまえば、返却 されるまで、貸し出すことができない。最大需要ピークに合わせて蔵書構築は出 来ないため 図書館は永遠に十分な需要を満たすことができない。ベストセラーの図書に対し ては、予約 という方法で対処するが、その予約に1年以上かかる場合もあり、需要を、時間 の中で 解決する方法しかのこされていない。 |
「見えない」自動化書庫 |
自動化され、書
庫内に人が出入りしない自動化書庫は、利用者にとって「見えない」書庫に なっている。利用者ばかりではなく、図書館員からも「見えない」自動化書庫に なっている。 |
無敵のOCLCに最大の 敵(ライバル) 登場 (Google Book Search) |
多くのライバル
(RLG,UTLAS)が脱落していく中、一人無敵な存在としてOCLCが残っ た。 しかし、いまや新しいライバルとして Google Book Search が登場し、OCLCの長年 の 努力を無にしようとしている。 |
現代の巻物 |
本1冊を縦スクロールで表現する技術。 Google Book Search では、本1冊 分をスクロール 形式でみせ、ページめくり機能という概念とは、ちがった表示形式を登場させた。 今後、読書端末は、この形式なるだろう。 利点は、横書きに文書の連続性の維持 縦書き文書のページめくり方向の逆を回避 電子出版の基本的な形式は、横書き 縦無限スクロールが基本となるだろう。 |
書店の図書館化 |
昔は、図書館は
書店の敵のように言われたこともあったが、最近は、どうして、それも 逆転傾向になるようだ。 いままで、書店には新刊1ヶ月分程度の在庫しか持 てなかったが、最近 は、大型書店、 大型オンライン書店、大型古書店の登場によって、書店が、出版年にかかわらず、大量の 在庫や供給可能性をもち、古い図書の流通を可能にしている。いままで、図書館の独占的 地位をたもっていたが、その座を、書店に譲り渡す日のくるかもしれない。 Google Book Searchのようなものも登場しているが。 書店に新刊本(1ヶ月程度)しか置けないという事 情には、再販制度とい う問題もある。 |
図書目録データのア マゾン化 | WorldCat
の画像表示機能の追加、レビューの書き込み可など、Amazon化を急速に 進めている。 図書目録データ項目以外のデータを排除してきた図書目録情報システムが急速に Amazon化をしている。 NII WebCatPluis にも、目次情報、図書紹介情報が追加さえている。 |
新しいブラウジング | 書架の中をブ
ラウジングするのではなく、OPAC等を利用して関連する図書を 見つけ出すこと。 自動化書庫の運用結果から、関連する図書が連続して 出庫される状況から分析 |
検索即閲覧 | 全文雑誌記事
データベースにおいて、検索と閲覧がほぼ同時に行うことができる 状況をさす。 |
新しい納本制度 | 国会図書館
に、図書の納本と同時に、デジタル情報を納本すること。 (現在そのような制度はない。) 転じて、Amazonのなか見!検索や Googleのブック検索に登 録すること。 |
新しい出版 | 新しい納本制度
の下で納本された、デジタルデータに元に印刷、製本して図書の形で そのまま仕上げてしまう。オンデマンド出版 |
新しいILL | 雑誌記事をデジ タルのままやり取りすること |
外圧と内圧の均衡状 態 | 図書の貸出数が
増加すると返却数が増加。書架に戻す作業が増加。書架の乱れが増加。 図書の紛失、破損も増加。 利用者数の増加に伴って、席や機器の不足。要望の増加。トラブルなどの増加 このような増加に対応するための図書館側の充実が必要となり、通常は、利用者の行動と 図書館のサービスは、均衡状態になっている。 利用者の増加、貸出数の増加は、多く場合、図書館の改築、新築など、大きな変化の場合 引き起こされるので、通常は、内圧に比例して、外圧が高まると考えられる。 |
定点観測 | あるデータベー
スに対して、固定の用語を検索して、そのヒット件数で、データベースの データの増加量を推測する手法。現在、Amazon、Googleに対して継続調査中。 |
現行複写機の3悪 | 1.図書にダ
メージを与える。2.ランニングコストが必要(トナー、紙代)3.環境に悪い (トナー、紙を消耗するという意味で)。 |
スキャニングロボッ トの 3つの優しい |
スキャニングロ
ボットとは、自動的にページめくり機能がついたスキャン装置をさす。 1.図書の上向きにページをめくるため、図書に優しい 2.トナー、紙などが不要なため、ランニングコストが不要。利用者に優しい。 3.トナー、紙などを使用しないため、環境に優しい。 |
出版不況の原因 |
(1)家の中に図書を置く
場所が ない。捨てる方法がない。そのため、新規の図書が買えない。 (2)読みたいと思ったと きに書 店に売っていない。 (3)下巻を買いたいと き、いっ しょに、上巻を買おうと思っても、出版年が違うので売っていない。 (4)書店が自由に図書を 売るこ とができない。(再販制度) (5)現行の再販制度の流 通形態 の中では、図書を一定期間内に返本しないと売上げと みなされるため、急いで返本しなければ ならない。 (6)書店の主な業務が、 新規図 書の配架と返本作業に追われている。 (7)万引きが、書店の経 営を圧 迫するほど、日常化している。 (8)ブックオフやアマゾ ンの マーケットプレイスなどの出現によって、中古の図書も商品価値を を持ち、万引きなどを誘発する要 因にもなっている。 |
個人のための10万 冊 電子図書館 |
一生涯に読んだ
図書、雑誌記事、新聞記事などをデジタル保存し、検索ができるように したもの。1生涯を考慮して10万冊規模を選定。読み終えた図書は、保存後廃棄。 10万冊という設定は、図書をコレクションさせるための高めの設定で、図書の売り上げを 刺激する数値を選定 |
蔵書の総価格と 管理価格等価の 法則 (時価総額の法則 とも呼ばれる) |
個人の蔵書の総
価格が総額100万円だとすると、書架、スペース等の管理コストも 100万円かかるという法則(検証されていない。) 100億円の蔵書総額をもつ図書館は、建物、設備等に100億円が必要となる。 一般的に蔵書の増加と管理コストは比例して増加することは考えられるが、きれいな比例 関係になるかは、検証されたことがない。建物、設備の投資は段階的に増えるので、 通常は、蔵書の価格の増加にともなって、管理設備費が階段状な経過で増える。 この法則に基づくと、図書の購入予算額と同額を、図書館建築資金として積み立てる ことが必要となる。 建物自体を増築、新築を希望しない場合は、図書の廃棄等で、図書の総額を抑える。 また、建物建築総コストが、その図書館に収蔵できる図書の総額と一致するとも考える。 |
射影ブログ | RSSなどに
よって、生み出されるブログ リレーショナルデータベースの概念から、 オリジナルのデータベースから一部分のデータベースを作成する方法 射影 という 概念から転用した。 |
図書館システム ライブラリーシ ステム ドキュメンテー ションシステム |
図書館システム
は、図書館という建物を連想するので、より、情報の集まり、を意味する ライブラリーシステムという名称がふさわしいように思われた。しかし、 現在、図書、雑誌など、1次文献を直接検索、閲覧できるようになってきたので、そのような 状況ふさわしい名称として、ドキュメンテーションシステムを使っている。 |
Web2.0,Opac2.0,Library2.0 | 最近は、2.0
という概念が、いろいろ新しいシステムのあり方を提供している。 超巨大なデータベースとプログラムが一体となって、利用者が、利用できるような状態 新しい概念のため、たくさんの側面をもつ。 |
スキャンロボット | ページめくり機
構つき、図書スキャン装置 現在の最速は、1時間あたり、3000ページ スキャンロボットという名称は、和製英語 JSTで使用している名称 |
電子書籍(保 存のための) | 読み終わった図 書デジタル保存する |
人工知能型データ ベース | アマゾンのデー タベースを指す。いろいろなデータから、図書の販売を推論する技術 |
首なし超ロングテー ル | 図書館の図書の
利用状況を指す。基本的には、複本を持たないので、図書館の利用は さまざまな本を利用できることを前提にしている。利用が集中する図書は予約という方法 で、利用を促すことになるが、多くの場合、非常に時間がかかる。 書店のベストセラーという概念は、図書館には適応できない。 そのため、書店などの売り上げで発生するベストセラーにあたる首の部分が欠落した状態 になる。 恐竜型と蛇型 |
データはシステムの 心臓 | Web2.0 で、「データはインテル インサイド」と、呼ばれる、その意味の日本語意訳。 |
Snapter(ソフトの商品名) | デジカメがあれ
ば、コピーも、スキャナーもいらない。 Goodbye, scanner. Hello, digital camera 今後、図書館から複写機がなくなる可能性を予感させる技術の登場 |
呼吸する書架 | 大学の授業スケ
ジュールにあわせて、学生が図書利用が活発になったりすると、書架が 貸出が多くなると隙間が生じ、返却が多くなると、書架がパンパンになる状態を表す。 書架が呼吸しているように、書架上の図書が増減する状態を表す。 |
図書館は大学の 心臓である。 | では、目は、耳
は、頭 は、腎臓や、肺、胃、足の裏 は、どこなんでしょう。 大学を人間に例えたとき、こんな言葉を残した先人がいました。 本は、全身に酸素を栄養を運ぶ、血液なのでしょうか。 元気な身体には、元気なポンプが必要ですね。 (リンク 図書館は”大学のハートで ある。 山本順一 Encode ISO-2022-JP) |