国際基督教大学図書館のコンピュータ化の歴史
1960年代 |
IBM1130, |
コンピュータを利用した雑誌リストの作成。 貸出システムの実験が成された。 コンピューター使用による雑誌リスト作成--国際基督教大学図書館におけるテスト経過報告 著者 近川 澄子 ; 鬼頭 当子 ; 椎葉 伸子 雑誌名 私立大学図書館協会会報 出版者・編者 私立大学図書館協会 巻号・年月日 (通号 50) [1968.05.00] ページ 11~25 文部省科研費を利用して、図書館蔵書のデータ入力を行い、貸出システムの実験が行われたが、実用には至らなかった。 |
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1972年 | IBM360 | コンピュータシステム開発のため図書館員のトレーニングを行う。(大学の方針で、オープンショップ方式とよばれ、各 部署から担当者をきめ、各部署のコンピュータを行うこととし、図書館もそれに参加し、システム開発に着手。 1974-1990 年まで自主開発システムが運用された。) | ||||
1974年 | Tosbac40 | 業務用雑誌所蔵リスト作成 | ||||
1975年4月 | IBM370-115 | パンチカードシステムで発注受入管理業務スタート (PL/I ,VSAM) | 自主開発時代 |
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1980年1月 | IBM4331 | 発注受入業務のオンライン化 (PL/I,DL/I,CICS,DSM) | ||||
1982年4月 | Utlas 洋書の目録作成システムUtlas(カナダ)の利用開始 | |||||
1983年4月 | IBM4341 | 貸出システム稼動(オンライン時間外はパソコンを利用) | ||||
1991年4月 | VAX3900 | CALISに全面移行 システム稼動 5月 OPACの提供開始 (JP、LCシステム) 洋書はutlasデータをコンバート、和書は、jp/MARCから遡及開始。 |
CLAIS 第1期 |
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1992年4月 | 雑誌のOPAC提供開始 | |||||
1992年8月 | 学内ネットワークと光ファイバーで接続 | |||||
1993年4月 | 学内ネットワークと通じてのOPACの提供開始 入館システム稼動 学生IDカードの磁気カード化 |
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1993年12月 | 雑誌特集号検索提供 | |||||
1993月12月末 | 年末年始期間に索引再作成 記号類を省き,検索効率の 向上を目指す。 索引構造の一部変更 Internet 接続テスト |
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1994年4月 | OPAC オリエンテーション開始 | |||||
1994年9月 | CD-ROM 公開 Internet(telnet) での利用を公表 Internet(telnet) で世界の図書館メニュー公開 |
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1995年4月 | DEC2100 | VAX3900 に替わって DEC2100に更新しました。 レスポンスが飛躍的に向上しました。 学外からのInternet(telnet) 経由アクセスが急増。 WWW のテストを開始しました。 |
CALIS第2期 | |||
1995年7月 | LEXIS/NEXIS の利用を開始 | |||||
1995年9月 | CD-ROMシステムの拡張。 WWW ブラウザによるInternet(Web) アクセスの環境の整備 |
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1995年12月 | 端末に接続された磁気カード読取り装置を使用して 貸出情報の照会を行えるようになりました。 | |||||
1996年9月 | 検索方法の統一化を目指したOPACメニューの更新 | |||||
1996年10月 | TRCデータのftp 取り込み開始 | |||||
1997年4月 | VMS環境下でのWWW OPAC の提供実験開始 | |||||
1997年4月 | Uncover等の利用による文献入手体制の整備 | |||||
1997年6月 | VMS環境下でのWWW OPAC の学内利用開始 | |||||
1997年12月 | UTLASによる目録サービス利用終了 | |||||
1998年 1月 | Maruzen Z39.50 Gateway-CATによる目録サービスの利用開始 | |||||
1998年 4月 | 個別版Maruzen Z39.50 Gateway-CAT/LEによる目録サービスの利用開始 国内でz39.50を利用した本格運用した最初のの大学図書館である。 |
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1998年 | 自動貸出装置の導入に向けて、バーコード貼付作業開始。 それにともなって、バーコード印刷システム導入 |
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1998年12月 | 新館建設起工式 2000年1月完成 | |||||
図書館新機能の打ち合わせ 建築打ち合わせ、機器選定 |
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1999年9月 | Web版Book order system (ver.1) (VMS) | |||||
1999年12月 | 明治期マイクロフィルムデータの組み込み | |||||
2000年2月 | AUTOLIB | 自動化書庫システム設備設置 (日本ファイリング製) 2000年6月末完成 | ||||
2000年4月 | Ds10 | 自動化書庫システムに図書の入庫準備のため、バーコード張り替え作業 マルチメディアルーム設置 ネットワーク環境の整備 パソコンの導入、セキュリティーシステムの導入(VMware+Windows方式) 図書館システム OPAC専用WWWサーバー設置 (Compaq Ds10) 端末をMACからWindowsに変更 新web-OPAC 自動化書庫システムとの連動 自動貸出機の導入 CD-ROMサーバーからインターネット利用への切り替え(Silverplatter) 全文データベース(Proquest)の導入 新Web-OPACとSilverplatter,Proquestとの連動 |
CALIS 第3期 |
オスマー図書館 利用者コンピュータ提供 |
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2000年5,6月 | オスマー図書館 1階のみテスト開館 | |||||
2000年7月 | 自動化書庫に図書入庫作業(15万冊) | |||||
2000年9月 | オスマー図書館開館 | |||||
2000年11月29日 | オスマー図書館開館記念講演会開催 | |||||
2000年12月 | Web版Book Order system (ver.2)(VMS) | |||||
2000年12月 | 参照MARC(TRC/JP)再編成 | |||||
2001年1月 | web-opac 検索対象追加 Books on Japan | |||||
2001年4月 | 発注状況の確認機能の追加 | |||||
2001年5月 | Web-Opac NDC検索機能の追加 | |||||
2001年5月 | 請求記号ラベル作成方式の切替 | |||||
2001年9月 | 電子ジャーナルのWeb-Opacリンク 拡大(7000誌以上対照に) | |||||
2001年9月 | 蝋山文庫、石原文庫をweb-opac 検索対象に変更し、ASRSからの出庫指示可能に | |||||
2002年9月 | VMware | Web-Opac 図書から出版社データにリンクデータの整備 利用者用パソコン認証システム(ケロベロス認証) プリント課金システム(ICU独自開発システム) Redhat+VMware+Windows システム(利用者用パソコン 170台) |
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2003年4月 | DS20 | ALPHA2100から DS20 OPAC検索も大幅にスピードアップ DSM->Cache
Unicode 対応 学科事務室が管理していた卒論を自動化書庫に入庫 |
CALIS 第4期 |
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2003年9月 | ポータル化(貸出状況等、発注状況のデータ提供) | |||||
2004年4月 | AtoZ | AtoZ の本格運用に伴って、Web-Opacでの電子ジャーナル提供を中止 | ||||
2004年8月 | 卒論キャレル用電源、ネットワーク工事 | |||||
2004年9月 | 自動貸出機をPSCタイプ(アメリカ製)からABC(日本製)に変更された。 | |||||
2005年3月 | 学生用コンピュータのリース返却 ディスクレスシステム導入のためのネットワーク工事 卒論キャレル用机の交換(200台) |
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2005年4月 | ディスクレスシステム | ディスクレスシステムによる運用開始 (Windows 170台) Mac X server による運用開始 (iMAC 12台) |
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2005年10月 | EzProxy | Ezproxy 運用テスト(学外からのオンラインデータベースアクセス対応) | ||||
2005年10月 | 館内放送ソフト更新(Mac Filemaker による開発ソフト) | |||||
2006年4月 | 卒論キャレル持込用パソコン接続サービス開始 | |||||
2006年 | 次期システム選定経過 6月 全国10社に対して、ICU図書館の状況説明会 提案書の提出依頼 9月 6社による提案書の提出 11月 提案書に基づくデモ(各社1日 延べ6日) 12月 見積り提出 1月 ヒアリング 選考の結果 NEC E-cat の導入に決定 |
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2007年 | 次期システム移行作業開始 7月 全データの抽出 次期システムに充填テスト 現在、システム調整、データチェック等 2008年3月 E-Cats へ移行完了 |
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2008年 | E-Cats | 2008年4月 新システム E-Cats 運用開始 2008年8月 自動化書庫管理ソフト Ver.2 へ更新 2009年3月 現行ディスクレスシステムリース満了 |
E-Cats | |||
2009年 | ディスクレス SFX |
2009年4月 次期ディスクレスシステム(更新)の導入 SFX導入 EzProxy と連係 |
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2010年 | 2010年4月 新プリントシステム導入 (ICU開発版) | |||||
2011年 |
E-Cats Ver.3 から Ver.4 に変更(ハードの交換無し) |
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2013年 |
2013年4月 第3次ディスクレスシステム導入 貸出ノートPCサービス開始 Summon の導入 9月稼働 |
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2014年 |
貸出ノートPCサービス拡大 E-Cats Ver.4 のままハードのみ更新 MyLibrary 認証方法変更(2015年3月) |
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2015年6月 |
EzProxy システム更新 Off Campus
Access に名称変更 Article Finder Summon を連動運用 |
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2016年8月 |
IDEC社の入館システムに変更(IDEC)
通過許可データを図書館システムから取り込む |
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2017年3月 |
IDEC社自動貸出機導入(ICカード対応) | |||||
2017年4月 |
OPACでの電子ジャーナル表示方法も検討開始(オルバーグショック) |
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2017年9月 |
OPACに電子ジャーナルの最新情報を表示できるようにした。 (2004年にAtoZの運用に伴い中止したのだが、復活した形だ。) |
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2017年10月 |
OPACにE-Journalを表示で
きるように追加(360Link情報の表示組み込み) |
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2017年10月 |
Jstor,Wiley,Oxford,Cambridge EBA
(合計10万件)をOPACで表示開始 |
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2018年 |
次期図書館システム検討会議を経て、NEC E-Cats Library Ver.6
の導入決定 |
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新図書館システムへの切り替えを期に、身分コード、所属コードを現場に合わせて再設定
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2019年7月 |
新図書館システム NEC E-Cats Library Ver.6
スタート(2019年7月3日スタート) |
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2019年12月 |
Summon(360Link)に登録されているICU用データ130万件を登録。今
後、1ヶ月程度で、更新を実施。国会図書館デジタルなどが、利用可能に |
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2019年12月 |
E-Cats Ver.4 時代に取り込んだEJ,EB
16万件の削除(130万件の取り込みによる重複データになったため) |
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ILLの学生の無料化
ILL資料の郵送サービスなど。
学生のコンピュータ必携に伴い、ディスクレスシステムの終了
学生のコンピュータ必携に伴い、図書館独自のPC貸出は終了
ただし、大学のPC貸出サービス窓口(ヘルプデスク)が、図書館に設置
マルチメディアルームをO's Cafeへ
CTLが 図書館に移転 2017年から2018年頃
2021年3月31日 黒澤公人定年退職に伴い、このリストの更新終了