黒 澤公人の 図書館に思う 新しいブラウジング

「一次情報ダイレクトアクセス」時代、「検索即閲覧」時代のドキュメンテーションシステムのあり方を考える。

シリーズ図書館に思う

新しいブラウジング

自動化書庫(ASRS)を導入するようになって、開架書庫に見られたブラウジングができませんね。ということを、耳にするように なった。自動化書庫 に入れてしまった図書は、確かに、開架書架でブラウジングすることはできない。

しかし、コンピュータという技術によって、新しいブラウジングを手に入れたのではないかと思う。
一つの検索結果から、著者名、件名、分類番号など、さまざまな要素の検索を導きだせるようになり、書架のブラウジング以上のブラウジ ングを手に入れている と思う。
確かに、図書館や書店を歩きながら、図書に出会うには、実に楽しいことであるが、その物理的制約の多いブラウジングに対して、 Web-OPACはそれ以上 の楽しみのブラウジングを可能にしている。
ネットサーフィンなどに代表されるWeb技術の妙である。
telnet OPACでは、なかなか、具現難しい技術でもある。
Web-OPACならではである。