黒澤公人のProject L  AltaVista

「一次情報ダイレクトアクセス」時代、「検索即閲覧」時代のドキュメンテーションシステムのあり方を考える。

黒澤公人のProject L  AltaVista 検索エンジンの登場



世界中に散らばるホームページを検索してしまおうという大胆な発想は、驚愕をもって迎え入れられた。あの驚きを、覚えている人もま だ、いるかもしれない。
しかし、今が、検索エンジンといえば、Googleに代表され、今、AltaVistaの名前をほとんど見かけなくなってしまった。

しかし、このコーナーでは、AltaVistaの登場を検索エンジンの登場として名を残しておきたい。
どうして、AltaVistaが、そのまま最強の検索エンジンにならなかったのかという問いや止めにしよう。多くのものは、最初に登 場したものより、後か らのほうが、優れていたり、人気がでるからである。
その中で、Googleは、さすがの検索力を持っている。

でも、ここで考えてみよう。Googleは世界中から80億ページ以上を収集し、検索可能にしている。80億ページのホームページは 存在することも驚異的 な数字であるが、80億ページを一つのシステムに飲み込んで検索可能にしているということは、実ホームページ世界より、虚(検索エン ジンの世界)ホーム ページの方が、巨大(データと索引を持っているから。また、世界中に複数あるから)であるということでもある。

検索エンジンの登場によって、ホームページの概念が大きく変わったといっていいと思う。
大電子図書館の登場。しかも、多くの人の努力が、融合するすばらしい概念の登場である。
Googleの大胆さには、いつも、拍手喝采である。

                  

法律事務所が解説する、日本製検索エンジンが生まれな かったわけ