黒 澤公人の 個人のための電子図書館 2005,2006年の記事

「一次情報ダイレクトアクセス」時代、「検索即閲覧」時代のドキュメンテーションシステムのあり方を考える。

2006年の記事

 欧州デジタル図書館
2008年には200万点,
2010年には600万点の図書,映画フィルム,写真,手稿などをウェブ上で見られるようにする予定である。
 http://www.ndl.go.jp/jp/library/cae/2006/E-79.html#E461


2005年の記事

LCのWorld Digital Library構想にGoogleが協力 300万ドル提供
http://www.ndl.go.jp/jp/library/cae/2005/E-72.html#E416


書籍デジタル化市場に続々参入
http://www.ndl.go.jp/jp/library/cae/2005/E-70.html#E403
"MSN Book Search"のパートナー
英国図書館(BL)の名を挙げ,2006年にBLの蔵書約10万冊(約2,500万ページ)をデジタル化
OCAには米国研究図書館グループ(RLG)やスミソニアン協会図書館なども参加を表明している。

Amazon.com社は,ページ単位や章単位でデジタル書籍を購入できる"Amazon Pages"
追加料金で電子版へのアクセス権を購入できる"Amazon Upgrade"の2サービスを新たに開始すると発表した

出版大手のランダムハウス社も,オンライン書店や検索エンジンを通して,ペイ・パー・ページ・ビュー(ページ単位支払い制)で
電子本を販売する計画を発表した。

インターネット業界との協働による図書館蔵書のデジタル化計画
http://www.ndl.go.jp/jp/library/cae/2005/E-51.html#E285
書籍本文検索サービスGoogle Printを拡張し,ハーバード大学図書館など5機関と蔵書のデジタル化の試験プロジェクトを開始すると発表した。
ハーバード大学はまずは4万冊
スタンフォード大学は200万冊

Internet Archiveも米国議会図書館(LC)やアレクサンドリア図書館(E013参照)など世界中の10機関と蔵書のデジタル化を進めて いる。
こちらは,パブリック・ドメインの著作物を100万冊以上デジタル化し,Text Archiveとして無料で提供する予定で,すでに2万7千点は利用可能となっている。