黒澤公人の紙による知的生産の限界について
紙(ノートやカード)を利用して、知的生産を行うと、非常に効率的に知的生産が可能になる。
しかし、紙による知的生産による生産物が、生成され始めると、500枚、5000枚、50000枚、500000枚の生産物管理に、手間 と時間がかかるようになる。すると、生産するための時間が少なくなり、生産活動が低下する宿命が発生する。
すると、はじめ、非常に調子のよかった知的生産効率が、低下しはじめ、管理する時間も取れにくくなり、知的生産が破綻する。紙による知的 生産は、生産物の整理という問題を抱えてている限り、破綻する宿命にある。
知的生産の技術以外にも、蓄積された紙を管理するためのファイリングシステム、ドキュメントシステムが、必要になった。
そのための管理維持のために、膨大な労力をかけて維持する。そのような努力なしに、紙システムは維持することはできない。