黒 澤公人の紙による蓄積の限界について

「一次情報ダイレクトアクセス」時代、「検索即閲覧」時代のドキュメンテーションシステムのあり方を考える。
                          
 黒澤公人の紙による蓄積の限界について
 
 A4のコピー用紙1枚の重さは5g、1000枚集まると5kg、10000枚集まると50kg、10万枚あつまると500kg
 1000万枚あつまると50トンになる。(計算あっているかな?)
 しかも、紙をファイル管理するために、キャビネットや棚が必要になり、それらの量もとんでもない量になる。
 それらを、野ざらしにすることもできないので、ちゃんとした建物が必要になる。

 本は、紙の集まったもので、図書館を建設する場合は、紙の重量加味した設計が必要となる。

 さて、本が1万円分(1000円とすると10冊)あると、それを置いて行く場所が必要になる。管理するにもそれなりの場所と費用がかかるよ うになる。
 100万円(1000冊)になってくると一部屋分ぐらい必要になり
 1000万円(10000冊)になってくると、家一軒分ぐらいが必要になる。
 1億円(10万冊)になってくると、図書館が必要になる。

  本の累積価格と管理コストは比例して増加する。
  その比例は、100万円分の図書があれば、100万円分の管理コストが
  1億円になれば、1億円
  10億円になれば、10億円の管理コストが必要になる。土地や建物も必要になる。

本1冊1000円の本と買うと、管理コストが1000円分がコストにかかる。


つまり、100万円を持っていると、50万円しか本が買えず、残りは、管理コストに使わなくてはならない。
電子書籍なら、まるまる100万円分を本に使える。(ただし、パソコンやリーダー、ネットワークなどが必要。)

音楽が電子化されると、CD,コンポも、CD棚も、CDケースもいらなくて、いつも、全曲もって歩けるようになる。
すると、音楽の周辺の電気機器、設備が不要になってしまう。